投資信託のリスク

投資信託は株式や先物商品などとは異なり安全に運用されているのだから安心だと思っている人もいるかもしれませんが、投資信託も株式や債券に投資をするので投資信託の価格(基準価格といわれます)も株式や債券と同じように変動し、元本割れのリスクがあります。

リスクといってもいろいろありますが投資信託の基準価格に影響を及ぼす主なものを説明します。

【価格変動のリスク】
株価などと同じく価格の変動により損益が発生するリスクのこと。投資信託も株式や債券に投資しているので価格変動の影響を受けます。投資先が株式の方がリスクが大きく、債券はリスクが低い商品になります。

【為替変動リスク】
投資信託は国内の株価や債券などの資産だけではなく外国の株式、債券などに投資する商品もあります。この場合は為替の変動により基準価格が変わり損益が影響します。為替の影響により発生するリスクを為替変動リスクといいます。

【金利変動リスク】
投資信託は債券にも投資して運用されています。債券の場合は金利動向の影響を受けます。
特に満期期間の長い債券は金利の影響を受けやすいです。
MRFやMMFなどはリスクを小さくするために期間の短い債券で運用されています。

【デフォルトリスク】
投資信託の投資先の株式や債券などの利息や元本が支払われないこともあります。株式は会社が倒産してしまうと元本が戻ってこないこともあります。債券も利息が支払われない可能性もあります。このようなリスクをデフォルトリスクといわれます。

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